研究会のお知らせ(2022/6/18)


ポスト・ケインズ派経済学研究会(2022/6/18)のお知らせです。

今回はオンライン開催となります。

【ポスト・ケインズ派経済学研究会】
○日時: 2022年6月18日(土)13:00-16:40
○場所: オンライン会場
○PK研ウェブページ http://js4pke.jp/blog/
○オンライン参加登録方法
参加登録は下記の申込フォームに「氏名,所属・職位,メールアドレス」を記入してお申し込みください.
・参加登録申込フォーム
https://forms.gle/XEkcmaW46Yuua2eR9

・参加登録申込問い合わせ先: 内藤敦之(大月短期大学) naito(at)ohtsuki.ac.jp
・参加登録締切日: 6月15日(水)
・Zoom会議招待URL送付予定日: 6月17日(金)
・送付元・当日問い合わせ先: 佐々木啓明(京都大学) sasaki.hiroaki.7x{at}kyoto-u.ac.jp

◇プログラム
13:00-13:10
開会挨拶: 笠松 学 氏(元・早稲田大学政治経済学部)
オンライン進行説明: 佐々木 啓明 氏(京都大学大学院経済学研究科)

(1報告につき,報告40分・自由討論20分が目安です.)

13:10-14:10 第1報告
報告者: 小川 翔吾 氏(横浜国立大学大学院国際社会科学研究院)
報告論題: Capital and inventory investments under quantity constraints: A
microfounded Metzlerian model
報告要旨: Although modern analyses of inventory dynamics identify the
implicit roles of inventory holding, they do not entirely address its
primary role. Contrary to intuition, the existence of inventory does
not mitigate business cycle since the production fluctuates more
aggressively than sales. This study analyzes the correlation between
the current quantity constraints and choices in intertemporal
optimizations by modeling inventory dynamics. The economy’s quantity
constraints are reflected in a representative firm’s optimization of
its current employment and investment based on the perceived sales
constraints. Using analytical and numerical methods, the results show
that the Metzlerian cycle of inventory and sales expectations survives
under the canonical intertemporal optimization framework, as the
stable inventory-to-sales ratio is reproduced. Additionally, this
Metzlerian model illustrates the qualitative aspects of inventory
dynamics in the business cycle. However, the quantitative aspects are
not reproduced through the optimization framework because the firm’s
control is based on a stationary growth path, thereby weakening the
effects of sales expectation dynamics.
司会者: 浅田 統一郎 氏(中央大学経済学部)

14:20-15:20 第2報告
報告者: 瀬尾 崇 氏(金沢大学人間社会研究域経済学経営学系)

報告論題:シュンペーターの貨幣の信用理論と貨幣的サーキット理論報告要旨:本報告では,シュンペーターの貨幣の信用理論を具体的に展開するうえで,ポスト・ケインズ派の貨幣理論の伝統の一つである貨幣的サーキット (monetary circuit) 理論に依拠しながら,両者の異同あるいはシュンペーター的特徴を明らかにする。具体的には,貨幣的サーキット理論では,信用は生産手段であり貨幣は取引手段であるとして,信用フローと事後的な貨幣ストックとを明確に区別するが,これがシュンペーターのいう貨幣の信用理論に相当するものか否かを明らかにすることが主な論点である。報告では,タイトルの先の論点として,ストック・フロー・コンシステントな分析枠組みとの関連についても言及する。本研究は,拙稿 (2021:季刊経済理論,58(3)) で論じたシステム・ダイナミクスの枠組みに貨幣的側面を導入していくための準備段階に位置づけられる。

司会者: 大野 隆 氏(同志社大学経済学部)

15:30-16:30 第3報告
報告者: 板木 雅彦 氏(立命館大学国際関係学部)
報告論題: Numéraire and the Dual Equation with a Critique of Sraffian
Wages paid post factum
報告要旨: This article argues that if and only if a set of means of
consumption is chosen as the numéraire, the unique property of the
double dualities appears between the price system and the quantity
system, and the dual equation between them can be constructed. The
dual equation is uniquely solved without reference to the constant
propensity to save once any one variable out of profit rate, wage
rate, growth rate, or consumption rate is exogenously given. Another
contribution is the construction of a simple “nutshell economy”
abstracting complicated input-output relations, in which even
exploitation of workers is transparent without reference to labor
value. It is along the tradition of the “classical political economy”
of Smith, Ricardo, Marx, Leontief, and von Neumann. It presents,
however, a critique of the widely shared assumption of Sraffian wages
paid post factum: the Sraffian model does not guarantee reproduction
of labor force in the quantity system. The article also claims that if
we define the numéraire as a set of the minimum subsistence goods and
services that are physiologically and socially necessary for
reproducing one unit of labor force, such a variable numéraire serves
as an “invariable standard of value” over time and national
boundaries.
司会者: 黒瀬 一弘 氏(東北大学大学院経済学研究科)

16:30-16:40
総括: 浅田 統一郎 氏(中央大学経済学部)
閉会挨拶: 佐々木 啓明 氏(京都大学大学院経済学研究科)

共催:経済動学セミナー(京都大学大学院経済学研究科公認セミナー)

PK 研幹事: 笠松学、渡辺和則、浅田統一郎、吉田博之、 佐々木啓明、大野隆、黒瀬一弘、内藤敦之

研究会のお知らせ(2022/3/19)

ポスト・ケインズ派経済学研究会(2022/3/19)のお知らせです。

今回はオンライン開催となります。

*諸事情によりプログラム及び開催時間が変更になっています。

申し込みは以下のフォームからお願いします。
https://forms.gle/GYeFjyK3WeUW2Cpn7

申し込み締め切り:3月17日(木)
ミーティングID等送付日:3月18日(金)
送付元:naito[@]ohtsuki.ac.jp(内藤敦之)
当日の問い合わせ先:naito[@]ohtsuki.ac.jp(内藤敦之)

以下の要領で研究会を開催いたします。
http://js4pke.jp/blog/【ポスト・ケインズ派経済学研究会】
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2022年3月19日(土)
オンライン開催

15:00 開会挨拶
笠松学(早稲田大学)

15:05-16:05 報告
「新型コロナ対応の財政金融ポリシーミックスについて:緊縮主義対反緊縮主義」浅田統一郎(中央大学)
司会 内藤敦之(大月短期大学)

16:15-17:15 総会
17:15 閉会挨拶―――――――――――――――――――――――――――――――
PK 研幹事: 笠松学、渡辺和則、浅田統一郎、吉田博之、 佐々木啓明、内藤敦之

研究会のお知らせ(2021/12/18)

ポスト・ケインズ派経済学研究会(12/18)のお知らせです。
今回の後半は急逝された藤森頼明先生の追悼企画となります。

今回は対面とZoom使用のオンラインのハイブリッド方式となりましたので、参加申し込みが必要となります。また、新型コロナウィルス感染症の状況によって全面オンラインとなる場合もあります。

申し込みは以下のGoogle Formから行って下さい。
https://forms.gle/gaUvswPAnjJqipRM6

申し込み締め切り:12月16日(木)
ミーティングID等送付日:12月17日(金)
送付元:naito[@]ohtsuki.ac.jp(内藤敦之)
当日の問い合わせ先:naito[@]ohtsuki.ac.jp(内藤敦之)

以下の要領で研究会を開催いたします。
http://js4pke.jp/blog/【ポスト・ケインズ派経済学研究会】
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日時:2021年12月18日(土)13:55-18:00
場所:早稲田大学政治経済学部・早稲田キャンパス3号館 301教室

(対面・オンラインのハイブリッド方式です。感染状況により早稲田大学での対面式開催を中止し,オンラインのみの研究会となる可能性もあります)

研究会ウェブページ http://js4pke.jp/blog/

◇プログラム
13:55-14:00 開会挨拶 笠松学(早稲田大学)

14:00-15:00 第1報告(発表45分・質疑応答10分・休憩5分)
報告者:塩沢由典氏(大阪市立大学名誉教授)
報告論題: The Principle of Effective Demand:A New Formulation

15:00-16:00 第2報告(発表45分・質疑応答10分・休憩5分)
報告者:都築栄司氏(南山大学教授)
報告論題:経済成長理論の展開―微分差分混合方程式の応用を中心に―

16:00-17:00 第3報告(報告45分、質疑応答10分・休憩5分)
報告者:李幇喜氏(中国清華大学准教授)
報告論題:恩師藤森先生を偲ぶ:先生との共同論文・著書を中心に

17:00-17:30 藤森頼明先生を偲ぶ会
参加者の皆様から一言

17:30 閉会
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PK 研幹事: 笠松学、渡辺和則、浅田統一郎、吉田博之、 佐々木啓明、内藤敦之

研究会のお知らせ(2021/6/19)

ポスト・ケインズ派経済学研究会(6/19)のお知らせです。
 今回は経済動学セミナー(京都大学経済学研究科)との共催で、ハイブリッド開催の予定となります。参加申し込みが必要となります。
 内藤敦之(大月短期大学)
 以下の要領で研究会を開催いたします。
 【ポスト・ケインズ派経済学研究会】
 ○日時: 2021年6月19日(土)13:00-18:00
 ○場所: 京都大学大学院経済学研究科・法経済学部東館3階・311演習室(ハイブリッド)
 ○アクセスマップ http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/about/access/
 ○PK研ウェブページ http://js4pke.jp/blog/
 ○オンライン参加登録方法
  参加登録は申込フォームに「氏名,所属・職位,メールアドレス」を記入してお申し込みください.
  ・参加登録申込Google Form:https://forms.gle/ZbCagPxSBtSVTHCz8
 ・参加登録申込問い合わせ先: 内藤敦之(大月短期大学) naito.atsushi{at}gmail.com
  ・参加登録締切日: 6月16日(水)
  ・Zoom会議招待URL送付予定日: 6月17日(木)
  ・送付元・当日問い合わせ先: 佐々木啓明(京都大学) sasaki{at}econ.kyoto-u.ac.jp
 ◇プログラム
 13:00-13:10
 開会挨拶: 笠松 学 氏(早稲田大学政治経済学部)
 ハイブリッド進行説明: 佐々木 啓明 氏(京都大学大学院経済学研究科)
 13:10-13:50 第1報告
 報告者: 岡原 直人 氏(京都大学大学院経済学研究科・博士後期課程3年)
 報告論題: The effect of interaction between capital and liquidity
 regulations on banks behavior
 報告要旨: This study proposes a theoretical model in which liquidity and
 capital regulations interact with the supply of risk-free assets, and
 analyzes the effect of the interaction between regulation of the
 banks' capital and liquidity on the amount of their lending. These two
 types of regulations differently affect banks' decisions through their
 capital structures and/or profitability, and thus, overall effects
 depend on the levels of both regulations. In the model, it is shown
 that with respect to banks' stability, liquidity and capital
 regulation are substitutes. In addition, although a capital regulation
 generally tends to reduce banks' lending, a liquidity regulation does
 not have such tendency. Thus, there is a probability that liquidity
 requirements are preferable to capital requirements as it makes the
 system stable without causing negative effects on the economy.
 However, the effectiveness of liquidity regulation is not always high
 enough, and the model shows that relying heavily on liquidity
 regulation cannot achieve the stable financial system when there is a
 large supply of risk-free assets.
 司会者: 内藤 敦之 氏(大月短期大学経済科)
 14:00-15:10 第2報告
 報告者: 吉田 博之 氏(日本大学経済学部)
 報告論題: Alternative Monetary Policy Rules and Expectational Consistency
 (by Carlos Eduardo Iwai Drumond, Cleiton Silva de Jesus, João Basilio
 Pereima, and Hiroyuki Yoshida)
 報告要旨: We build a macroeconomic model that allows for non-linearity in
 the interest rate rule. We assume that in order to determine the rate
 of interest, the monetary authority considers the interaction between
 the actual inflation and the capacity utilization, so that the
 sensitivity of the interest rule to the inflation gap varies in
 accordance with the business cycle. The macroeconomic policy framework
 we propose enables the monetary authority to give as much weight to
 inflation as to the product without losing sight of the expected
 anchor role of the inflation target, for a closed economy as well as
 for an open economy.
 司会者: 二宮 健史郎 氏(立教大学経済学部)
 15:20-16:30 第3報告
 報告者: 藤井 聡 氏(京都大学大学院工学研究科,京都大学レジリエンス実践ユニット長)
 報告論題: 政府の経済財政政策に対する支援研究~政府モデルの検証と機能的財政政策実用モデルの構築~
 報告要旨: 今政府では、経済・財政・社会保障を一体的にモデル化した内閣府の計量モデル(以下、内閣府モデル)に基づいて将来予測を行い、経済財政政策、税政策が計量的に検討されている。しかし、この内閣府モデルには本質的欠陥があり、政府支出、とりわけストック効果を持つ公共投資による成長促進効果が著しく過小評価される構造を内包しており、事実上、乗数効果が1を下回るのみならず、ゼロとなるという計算結果を与えるものとなっている。この構造的欠陥を実証的に明らかにした上で、政府支出拡大、とりわけ公共投資、ならびに消費増税のGDPや税収、デフレータに対する影響に関する、一連の計量経済分析、ならびに、それらを踏まえたマクロ経済シミュレーションモデルを用いた分析を行った。その結果、いずれのアプローチを採用しても、政府支出や消費増税による乗数効果、あるいは、GDPや税収に及ぼす効果は、内閣府モデルの予測値よりも格段に大きいという結果が得られた。
 司会者: 浅田 統一郎 氏(中央大学経済学部)
 16:40-17:50 第4報告
 報告者: 服部 茂幸 氏(同志社大学商学部)
 報告論題: 分裂するヨーロッパ―グレート・リセッションのヨーロッパ起源
 報告要旨: 一般的にグレート・リセッションはアメリカ発だと言われている。しかし、本稿はヨーロッパがもう一つの震源地であることを示す。第1にアメリカだけでなく、一部のヨーロッパにも住宅バブルは存在した。第2にウォール街の強欲さが非難されているが、強欲なことではヨーロッパの金融機関も同じである。第3に国際金融の中心地はヨーロッパであり、ヨーロッパは国際的な金融バブルとバーストによって、危機を世界に広げるのに大きな役割をはたした。第4にユーロ危機とその後の緊縮財政によって、日米欧のうち、ヨーロッパの経済回復が最も遅れることとなった。
 司会者: 薗田 竜之介 氏(佐賀大学経済学部)
 17:50-18:00
 閉会挨拶: 佐々木 啓明 氏(京都大学大学院経済学研究科)
 共催:経済動学セミナー(京都大学大学院経済学研究科公認セミナー)
 PK 研幹事: 藤森頼明、笠松学、渡辺和則、浅田統一郎、吉田博之、 佐々木啓明、内藤敦之

研究会のお知らせ(2021/3/20)

ポスト・ケインズ派経済学研究会(3/20)のお知らせです。
今回は昨年8月に急逝された石倉雅男先生の追悼企画となります。

プログラムの詳細と申し込み方法が決まりました。
今回もZoom使用のオンライン開催となりましたので、参加申し込みが必要となります。
申し込みは以下のGoogle Formから行って下さい。

https://forms.gle/RiihEz8SmmbGhbuQ8

申し込み締め切り:3月18日(木)
ミーティングID等送付日:3月19日(金)
送付元:naito[@]ohtsuki.ac.jp(内藤敦之)
当日の問い合わせ先:naito[@]ohtsuki.ac.jp(内藤敦之)

以下の要領で研究会を開催いたします。
http://js4pke.jp/blog/
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ポスト・ケインズ派経済学研究会
日時: 2021 年3 月20 日(土)
オンライン開催

15:00-15:05 開会挨拶 浅田統一郎(中央大学)

司会者:TBA
15:05-15:25 内藤敦之(大月短期大学)
「石倉先生の研究について-貨幣と資本蓄積」
15:25-15:55 野下保利(国士舘大学)
「石倉氏と私の交差点ー古典派・マルクス派パラダイム超克のあり方ー」
15:55-16:00 休憩

16:00-16:30 鍋島直樹(名古屋大学)
「政治経済学の理論をどう教えるか――石倉雅男氏の貢献に寄せて」
16:30-17:00 高橋勉(岐阜協立大学)
「石倉雅男著『貨幣経済と資本蓄積の理論(第2版)』(大月書店,2019)の検討~マルクス経済学の観点から~」
17:00-17:40 討論

17:40-17:45 閉会挨拶
17:45-18:00 総会

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PK 研幹事: 藤森頼明、笠松学、渡辺和則、浅田統一郎、吉田博之、 佐々木啓明、内藤敦之

内藤敦之(大月短期大学)

研究会のお知らせ(2020/12/19)(オンライン開催)

ポスト・ケインズ派経済学研究会(12/19)のお知らせです。
プログラムの詳細と申し込み方法については決まり次第お知らせします。


以下の要領で研究会を開催いたします。

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ポスト・ケインズ派経済学研究会
日時: 2020 年12 月 19 日(土)
オンライン開催

13:00-13:05 開会挨拶

13:05-13:55 第1報告 司会:薗田竜之介(佐賀大学)
小林陽介(東北学院大学)
「グローバル金融危機後の米国社債市場の構造変化」

14:00-14:50 第2報告 司会:渡邉敏生(福井県立大学)
嶋野智仁(松山大学)
「日本製造業の金融化と資本蓄積-ミクロデータによる実証分析」

15:10-16:00 第3報告 司会:新里泰孝(富山大学)
阿部太郎(名古屋学院大学)
「二重労働と失業補償」

16:05-16:55 第4報告 司会:内藤敦之(大月短期大学)
本田浩邦(獨協大学)
「長期停滞下の資本蓄積――左派の経済政策をめぐる諸論点」

16:55-17:00 閉会挨拶、連絡等

発表40分,質疑応答10分
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PK 研幹事: 藤森頼明、笠松学、渡辺和則、浅田統一郎、吉田博之、 佐々木啓明、内藤敦之

研究会のお知らせ(2020/6/27)(オンライン開催)

6月の研究会のお知らせです。今回はオンライン開催となります。パスワード付きの報告資料は6/22以降にアップロードする予定です。パスワードに関しては参加申込者にミーティングID等とともにお知らせします。
【ポスト・ケインズ派経済学研究会】(経済動学セミナーとの共催) ○日時: 2020年6月27日(土)11:30-18:00 ○場所: オンライン会議システム ○参加登録方法 参加登録は「氏名,所属・職位,メールアドレス」を記入して下記宛にお申し込みください. ・参加登録申込先: 内藤敦之(大月短期大学) naito.atsushi{at}gmail.com ・参加登録締切日: 6月24日(水) ・Zoom会議招待URL送付予定日: 6月25日(木) ・当日問い合わせ先: 佐々木啓明(京都大学) sasaki{at}econ.kyoto-u.ac.jp
◇プログラム 11:30-11:35 開会挨拶:渡辺和則(二松学舎大学) 11:35-12:15 第1報告(報告20分,質疑応答20分) 報告者: 小川翔吾(京都大学・博士後期課程) 報告論題: "Monetary Growth with Disequilibrium: A Non-Walrasian Baseline Model"
資料
報告要旨: In this study, we present a baseline monetary growth model for disequilibrium macroeconomics. Our model is similar to the existing Keynes-Wicksell models, but we highlight a characteristic of disequilibrium (non-Walrasian) macroeconomics, that is, the regime dividing in the static model. In addition, since we synthesize demand-side factors (Keynesian) and supply-side factors (neo-classical), we find a new effect on dynamical feedback loops, that is, the dual-decision effect. This new effect stabilizes (resp. destabilizes) an unstable (resp. a stable) feedback loop when the regime switches from the demand-side to the supply-side. Moreover, this dual-decision effect partly works on the real wage adjustment process and it enhances the instability if the economy is in Keynesian regime. We implement numerical experiments to confirm these results, and find that Walrasian equilibrium itself is not always stable. 司会: 村上弘毅(中央大学)
12:20-13:40 第2報告(報告50分,質疑応答30分) 報告者: 佐々木啓明(京都大学) 報告論題: "Quantifying Goodwin Growth Cycles with Minimum Wage Shares" with Yasukuni Asada
資料
報告要旨: This study extends Goodwin's (1967) growth cycle model to consider two types of workers, low- and high-skilled workers. Using Japanese data from 1989 to 2018, we theoretically and empirically investigate how the introduction of the minimum wage share affects the wage shares and employment rates. Introducing the minimum wage share diminishes the amplitude of fluctuations of both the wage shares and the employment rates, and in this sense, it has a stabilizing effect. Reducing the wage gap between low- and high-skilled workers increases the amplitude of fluctuations of the wage shares and employment rates. 司会: 薗田竜之介(佐賀大学)
13:45-15:05 第3報告(報告50分,質疑応答30分) 報告者: 金子創(大分大学) 報告論題: "A Note on the Existence of Non-exploitative Reproducible Solutions in Dynamic Pre-industrial Economies"
資料
報告要旨: This study provides a brief overview on the issues of unequal exchange (UE) in the general equilibrium approach. In the literature, the concept of UE (or exploitation) is mainly custom-defined for static models or stationary states with specific assumptions. We summarize features of traditional analyses and give a dynamic generalization of the framework. The generalization enables us to find examples of non-exploitative equilibrium paths. Such examples have puzzling property and lead the problem of defining the concept of UE. 司会: 吉田博之(日本大学)
15:10-16:30 第4報告(報告50分,質疑応答30分) 報告者: 野下保利(国士舘大学) 報告論題: 「株価の価値源泉を求めて ―ベンサムのアダム・スミス批判の含意―」
資料
報告要旨:証券市場、特に、米国株式市場は、現在、大きな変化に晒されている。すなわち、ヘッジファンドや代替投資ファンド、高頻度取引ファンドの登場など投資家の多様化が進む一方、伝統的な市場慣行に囚われない投資家層の台頭は、株価を乱高下させるとともに、株式会社制度にかかわる新たな問題を生み出している。こうした問題のなかでとりわけ注目されるのが、米国においては、株価指標が市場最高値を記録し時価総額が急増する一方、上場会社数が1996 年をピークに減少を続けていることである。このことは、株式市場での資金調達機能が減退しつつあることを示している。株式市場の資金調達機能は否定できないにしても、上場企業の減少や直接上場がみられるような状況では、株式市場のマクロ経済的役割を資金調達だけに求めるのには限界がある。本報告では、『高利の擁護』におけるベンサムのA.スミス批判に焦点を当て、生産の経済学者スミスと対比しつつベンサムにおける精神労働と精神労働の価値評価を担う経済主体の役割について検討する。これらの検討をつうじて、株式会社制度が、精神労働を商品化し証券投資家が株式市場で価格付けることによって精神労働を社会的に価値評価する仕組みであることを明らかにする。 司会: 石倉雅男(一橋大学)
16:35-17:55 第5報告(報告50分,質疑応答30分) 報告者: 岡敏弘(京都大学) 報告論題: 「自己利子率と内生的貨幣供給」
資料
報告要旨: 価格・賃金の硬直性が失業の原因ではないとか、投資と貯蓄が利子率の動きによって均等化することはないというのはケインズが力説したことだが、IS-LM枠組のヒックスも主流派ももちろんそれを認めない。『一般理論』第17章に依拠して、流動性の罠にケインズの主張の根拠を求める議論がある。一方で貨幣供給の内生性に根拠を求める議論は流動性選好説を否定する傾向がある。ランドル・レイは、内生的貨幣供給と流動性選好説を融和させようとしているが、彼の議論は、『一般理論』第17章の、資産の需要価格と供給価格、および、現在価格と将来価格の関係を捉え損ねたために混乱した。同じような捉え損ねは、ケインズの自己利子率概念を批判したスラッファや、カルドアにも見られる。そこで、それらの価格の関係を正しく捉え、自己利子率を使ってケインズが説明しようとした均衡を正しく理解することによって、上のケインズの意図を実現する体系の基礎を提示する。 司会: 田中淳平(北九州市立大学)
----------------------------------------- PK 研幹事: 藤森頼明、笠松学、渡辺和則、浅田統一郎、石倉雅男、吉田博之、 佐々木啓明、内藤敦之

研究会のお知らせ(2020/3/14)


以下の研究会は、開催校による自粛要請により、誠に残念ながら、中止といたしました。



2020/3/1
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ポスト・ケインズ派経済学研究会(3/14)のお知らせです。
http://js4pke.jp/
以下の要領で研究会を開催いたします。
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ポスト・ケインズ派経済学研究会(早稲田大学ポストケインズ派経済学研究所との共 催)
○日時: 2020 年 3 月 14 日(土)14:00-18:00
○場所:早稲田大学 早稲田キャンパス 3 号館3階304教室
○アクセスマップ https://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus

◇プログラム
14:00-14:05
開会挨拶: 藤森頼明(早稲田大学名誉教授)

14:10-15:30
「金融危機後の米国社債市場の流動性をめぐる議論について」
報告者 小 林 陽 介(日本証券経済研究所)
司会:内藤敦之(大月短期大学)

1530-1545 休憩

15:45-17:05
「株価の価値源泉を求めて ―ベンサムのアダム・スミス批判の含意―」
報告者:野下 保利(国士舘大学)
司会: 石倉雅男(一橋大学)

17:10-
総会
司会: 笠松 學(早稲田大学)

18:00- 懇親会
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連絡先: 笠松 學 E-mail: kasamatsu@waseda.jp
共催:早稲田大学ポストケインズ派経済学研究所
PK 研幹事: 藤森頼明、笠松学、渡辺和則、浅田統一郎、石倉雅男、吉田博之、 佐々木啓明、内藤敦之

研究会のお知らせ(2019/12/14)

ポスト・ケインズ派経済学研究会(12/14)のお知らせです。
http://js4pke.jp/
以下の要領で研究会を開催いたします。
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ポスト・ケインズ派経済学研究会(早稲田大学ポストケインズ派経済学研究所との共催)
○日時: 2019 年12 月14 日(土)14:00-18:00
○場所:早稲田大学 早稲田キャンパス3 号館7 階704 教室
○アクセスマップ https://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus
◇プログラム
14:00-14:05
開会挨拶: 藤森頼明(早稲田大学名誉教授)
14:10-15:30
ギッフェン財を計算する(Calculating a Giffen Good)
報告者:笹倉和幸(早稲田大学)
司会:(浅田 統一郎) (中央大学)
15:30-15:45 休憩
15:45-17:05
「マネタリーベースとインフレ予想-リフレ派経済学の幻想」
報告者:服部茂幸(同志社大学)
司会: 笹倉和幸(早稲田大学)
18:00- 懇親会
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連絡先: 笠松 學 E-mail: kasamatsu@waseda.jp
共催:早稲田大学ポストケインズ派経済学研究所
PK 研幹事: 藤森頼明、笠松学、渡辺和則、浅田統一郎、石倉雅男、吉田博之、佐々木啓明、内藤敦之

研究会のお知らせ(6/29)

ポスト・ケインズ派経済学研究会(6/29)のお知らせです。
http://js4pke.jp/
以下の要領で研究会を開催いたします。

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ポスト・ケインズ派経済学研究会(制度的経済動学セミナーとの共催)
○日時: 2019年6月29日(土)11:00-18:00
○場所: 京都大学大学院経済学研究科・法経済学部東館1階・105演習室
○アクセスマップ http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/about/access/

◇プログラム
11:00-11:05
開会挨拶: 藤森頼明(早稲田大学名誉教授)

11:10-12:30 第1報告
報告者: 阿部太郎(名古屋学院大学)
報告論題: 「グローバリゼーションと有効需要」
報告要旨: Bowles (1988) モデルは,資本主義の黄金時代とその終焉を雇用面から説明するために開発されたもので,需要要因を重視しているものの,労働規律という労働供給要因を考慮している点がポストケインジアンモデルと異なる.このモデルに,近年のグローバリゼーションの現実を加味した修正を施すことによって,グローバリゼーション下で需要変動が雇用にどのような影響を与えるのかを議論する.修正点は,海外の利潤率に国内の利潤率が等しくなるように瞬時に資本移動が起こることと,雇用減少に際して失業補償等の要求を強める労働側の政治的反応を仮定することである.
司会: 瀬尾崇(金沢大学)

12:30-13:30 昼休憩

13:30-14:50 第2報告
報告者: 江原慶(大分大学)
報告論題: 『資本主義的市場と恐慌の理論』
報告要旨: 昨年4月に『資本主義的市場と恐慌の理論』を日本経済評論社より上梓した.本報告では,本書の全体的な構成と問題意識について述べた上で,複数生産条件の同時稼働という設定下で発生する事象に特に焦点を当てて説明する.結論として,(1) 2部門2生産条件という状況において,特定の条件下では,片方の部門にて生産条件の優劣が不可知となること,(2) 2部門3生産条件という状況において,特定の条件下では,両方の部門にて生産条件の優劣が不可知となることを,それぞれ明らかにする.
司会: 村上弘毅(中央大学)

15:00-16:20 第3報告
報告者: 小川健(専修大学)
報告論題: 「生産者割当問題と中間投入の入ったリカード・モデルにおける2つの見解」
報告要旨: 中間投入の入ったリカード・モデルは2つの相容れない学派の数少ない共通利用のモデルである.その見方は辺獄論争に遡る位対立が根深い.1つはJSミルからRWジョーンズに繋がる近経新古典派的な流れであり,価格調整で価格に自由度を持たせる一方で生産量は特化して決まり,生産者割当問題を中心に各国異なる財に特化する効率的な特化パターンを決める技術的条件を解明する事が中心となる.もう1つはグラハムからスラッファに繋がる(現代古典派・)新国際価値論的な流れであり,連結財により2つ以上の国が同じ財を生産する状況もあって価格体系は生産者側で決まる反面,数量調整が行われる正則的な状況が中心と扱われ,非自発的失業への応用が入るなど理論的広がりを見せている.本報告では前半でこの両者の見解の相違を取り上げ,後半で前者の生産者割当問題の答えとしての技術的条件を決める行列表記について2国3財3工程から2国多数財さらには他の場合への広がりを取り上げる.
司会: 都築栄司(南山大学)

16:30-17:50 第4報告
報告者: 田中淳平(北九州市立大学)
報告論題: “On the income distributional effect of the wage gap narrowing between regular and non-regular employment”
報告要旨: Constructing a dual labor market model where the wage of regular employees is determined through labor-management negotiation and that of non-regular employees is determined competitively, we investigate the income distributional effect of the wage gap narrowing caused by a decline in the regular employees’ bargaining power. We especially focus on the effect of such a change on the earnings of the typical household where a primary (secondary) earner works in the regular (non-regular) sector. We show that a decline in the regular employees’ bargaining power lowers (raises) the wage in the regular (non-regular) sector, and that it can raise the typical household’s income despite the wage decline in the regular sector.
司会: 大内雅浩(日本大学)

18:20- 懇親会
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連絡先: 佐々木啓明 E-mail: sasaki[at]econ.kyoto-u.ac.jp
共催: 制度的経済動学セミナー(京都大学大学院経済学研究科)

PK研幹事:藤森頼明、笠松学、渡辺和則、浅田統一郎、石倉雅男、吉田博之、佐々木啓明、内藤敦之
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